こんにちは❗️麻呂まろしです。
今回は10月24日に行われたMリーグの2目試合にて、見事トップを取った岡田選手ですが、倍満を逃した結果が少し話題になっていました。
今回はその局についてどちらが良かったのか客観的に考えてみましたので是非ご覧ください。
状況把握
まずは、状況の把握から始めます。
10月24日第二試合、東2局雷電黒沢選手の親番で点数状況は平たい状態です。
序盤から配牌は整っており、9巡目に以下のいずれかにとれる聴牌になりました。
- 間7萬の役なし聴牌
- 8萬と南(ドラ)のシャンポン待ち(南だと役あり)
結果的に岡田選手は、間7萬の聴牌で立直を行なって、2巡後にツモって12000点の加点に成功しました。
ただし、リーチの1巡目にドラの南をツモっていたので結果的な話をすれば倍満を逃してしまったことになります。
ちなみに、リーチ積み棒なし、本場もなし、という状況でした。
では、この判断について解説していきます。
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場況から見る選択
まずは、場況から見る待ち選択ですが、結果的に間7萬の方が良かったと言えるでしょう。
間7萬が良かったと言える状況は以下のような観点からです。
- 多井選手が1巡目5萬切りで、7萬は持っていなさそう。かつ、その後の捨て牌からも普通のメンツ手ではなさそうで、7萬は良さそう
- 黒沢選手の1巡目が9萬、3巡目が5萬。ただ単に早いケースもあるが、その後の捨て牌が真ん中から下の牌に寄っているので、黒沢選手の打ち方からも下の三色等を目指している可能性も高く、序盤の周りの7萬は持ってなさそう
- 自分から5萬が3枚見えている
これを書くと、「8萬も良さそうでは?」と思うかもしれませんが、その通りだと思います。
なので比較的萬子の上は場況が良さそうだったという結論になります。
ちなみに南ですが、多井選手の捨て牌が派手なので七対子等を狙っている可能性があるので、少し不安。
黒沢選手は高打点主義ですが、手が整っていればドラを見切る傾向があるので、今回の捨て牌を鑑みるとドラの南はもってなさそうです。
点数から見る選択
次に点数から見る選択についてです。
間7萬のリーチは出上がりは満貫、ツモなら跳満スタートになります。
南と8萬の場合、8萬は上の場合と一緒ですが、南の場合は出上がりでも跳満、ツモで倍満スタートです。
点数状況が平たい状況なので、満貫でも跳満でも大きなリードになります。
なので、ここは点数よりも上がりやすさを求めた方が良かったと言えるでしょう。
山読みから見る選択
最後に山読みから見る選択です。
場況と同様の説明になりますが、多井選手と黒沢選手の捨て牌から、萬子の上は良く、南はあっても1枚くらいの状況でした。
そう考えると、より山に残っていそうなのは7萬だったと言えるでしょう❗️
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は倍満逃しになってしまいましたが、状況的にも7萬待ちの方がいい選択だったのではないでしょうか。(私はKADOKAWA推しや、岡田選手を贔屓したりはしていません)
楽屋の姿でも、「今日、連投できますか?体調がいいので」と言っていたのは本当だったのでしょう。
また、解説の藤崎選手も1試合目の終局間際で、「こんな力が入っている岡田選手見たことない、CMに使っても良いくらいですね」と言っていたので、パワーに溢れていたのではないかと思います。
「今日はやれそうな力」を感じた試合でした❗️(岡田選手が連投権を使用したのは、初年度以来、2回目のとても珍しいことでした)
今日もご覧いただきありがとうございました。
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